2013年5月28日に菅豊教授著『「新しい野の学問」の時代へ―知識生産と社会実践をつなぐために』が出版されました。
著者からの紹介
地域に生きる人びとを「見つめてきた」研究者や専門家が、研究姿勢や行為を含めた自己を「見つめ直す」。 さらに、研究者や専門家たちによって研究対象として「見つめられてきた」人びとが覚醒し、研究者や専門家たちの姿勢や行為を自ら「見つめ返す」。 そのような双方向的で再帰的な関係性を普通のものとして理解する。 その上で「見つめる」/「見つめられる」という関係に固定されがちであった両者が、現代社会においてその関係性を超克しながら、新しい学知の場を創造し、そこで協働的な新しい知識生産や社会実践に挑戦するための、種々のアイディアやエッセンスを提示することを本書の目的としている。 つづきを読む
東洋文化研究所にて過去に紹介した菅 豊 教授によるその他の著作