書物の運命というのは不思議なものです。今回縁あって、『『荘子』――鶏となって時を告げよ』(岩波書店、2009年)という作品が、講談社学術文庫に収められることになりました。名称も『荘子の哲学』と改めて再出発です。この本のポイントは、『荘子』の哲学の核心は物化にあるというものです。再びの航海がよいものであることを念じております。
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