2011年に出版した本を11年ぶりに増補新装版として出していただきました。新たに3章加えて、11章立てといたしました。この本は、第25回和辻哲郎文化賞を受賞した思い出のある本で、国家と宗教の関係を、中国を中心に考察したものです。新たに加えた3章は、第Ⅳ部に収め、「市民に息づく宗教性」と題しました。関連書籍として、中島隆博・吉見俊哉・佐藤麻貴編『社寺会堂から探る 江戸東京の精神文化』(勁草書房、2020年)を挙げておきたいと思います。
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