東京大学東洋文化研究所

班研究

(終了)id: W-3 「イスラーム思想の文献学的研究 / A Comprehensive Study of the Literature of Islamic Thought 」

  • 主任:鎌田繁

  • 概要:

    本研究所にはアラビア語を中心とする写本集成である 「ダイバー・コレクション」 が所蔵されているが,これら原資料やマイクロフィルムの資料を活用して,イスラームの幅広い思想を研究者のさまざまな関心に基づいて研究を進めることを目的としている。その一環として定期的に文献の購読を行っている。

    鎌 田   繁  シーア・イスラーム思想
    小 林 春 夫  中世イスラーム哲学
    杉 田 英 明  アラブ文学
    東 長   靖   イスラーム神秘主義
    中 田   考   イスラーム政治思想
    野 元   晋   イスマーイール派・イスラーム思想
    藤 井 守 男  ペルシア神秘主義文学
    菊 地 達 也  ファーティマ朝思想
    吉 田 京 子   十二イマーム派教義論
    高 橋 英 海   シリア語・アラビア語文献学
    仁 子 寿 晴  イスラーム論理学・中国イスラーム思想
    青 木   健  イスラーム期ゾロアスター教 
    堀 江   聡  新プラトン主義研究

研究内容・成果報告

活動

東文研セミナー「アフタンディル・エルキノフ教授(タシュケント国立東洋学研究所)「ナヴァーイー著『両言語間の裁定』およびチャガタイ・トルコ語とペルシア語との関係」(8 July, 2014)

東文研セミナー The ”King of Islam”: An Idea and Its Typological Significance (16 July, 2014)

成果

  • 中西竜也、森本一夫、黒岩高「17・18世紀交替期の中国古行派イスラーム:開封・朱仙鎮のアラビア語碑文の検討から」『東洋文化研究所紀要』(東京大学)第162冊、2012、 120 (223)-55 (288) .