2021年11月18日(木)14時より、渡邊祥子准教授による2021年度 第3回 定例研究会(着任研究会)「植民地期マグリブにおける宗教、言語とナショナリズム」がZoomによるオンラインで開催された。36名の参加者があり、これまでマグリブ地域(アルジェリア、チュニジア、モロッコ)の植民地史を研究してきた渡邊准教授は、中東・北アフリカ地域におけるイスラーム文化とアラビア語のナショナリズム運動との関係性を明らかにするという問題意識に基づき、政治思想と社会経済基盤の双方の観点から、アルジェリアのイスラーム改革運動の特性を分析した。また、マグリブの言語問題と、ナショナリスト・エリートの言語意識についても議論した。講演後には渡邊准教授と参加者との質疑応答も行われた。
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日時:2021年11月18日(木)14時~16時
会場:オンライン(Zoomミーティング)
題目:植民地期マグリブにおける宗教、言語とナショナリズム
発表者:渡邊 祥子 (東京大学東洋文化研究所・准教授)
司会:秋葉 淳(東京大学東洋文化研究所・教授)
使用言語:日本語
担当:渡邊