日時:①2021年11月20日(土)19:00~
②2021年12月4日(土)19:00~
③2021年12月18日(土)19:00~
会場:オンライン開催(オンライン会議システムZoomを使用)
上映作品:
①「富山妙子 素描」
『富山妙子 韓国のスケッチ』(6分)
『富山妙子 炭坑に祈る』(9分)
『抱きしめたいほど好きなのに 水戸喜世子さんに聴く』(28分)
トーク:岡村淳×鄭梨愛(美術家)
②「光州事件を描く」
「光州事件発掘:三部作」
・第一部『屋根裏の暦』(13分)
・第二部『眼の記憶と太い線』(14分)
・第三部『ピエタのひと』(11分)
トーク:岡村淳×李美淑(立教大学・助教)
③「ラテンアメリカから世界へ」
「ラテンアメリカとの出会い:二部作」
・第一部『種まく画家』(32分)
・第二部『メキシコのいのり』(19分)
トーク:岡村淳×高際裕哉(獨協大学・非常勤講師)
コーディネーター:真鍋祐子(東京大学東洋文化研究所)
要旨:
「富山妙子の芸術と思想」研究会ではJSPS科研費(2017-2020:17H06180)を受け、越境する画家・富山妙子(1921~2021年)の軌跡と作品世界、その越境がもたらした歴史的動態に焦点をあてた共同研究を行ってきました。その最終的成果は延世大学校博物館と共催した富山妙子回顧展「記憶の海へ―富山妙子の世界」(2021年3月12日~8月31日)および国際シンポジウム(同3月12日)の開催(於・延世大学校博物館)、そして『東洋文化』101号(特集・世界史を越境する/世界史に共振する―画家・富山妙子の作品世界)の発刊等を通し、すでに広く公表されています。
本科研ではまた、社会学、美術史、民俗学、思想史、日本近現代史等の研究者たちによる共同研究と並行して、ブラジル在住の岡村淳監督による記録映像の制作が進められました。2021年8月に永眠するまで現役画家でありつづけた富山妙子の日常と、作品制作にいたる秘話といった画家自身による「絵解き」証言を収めた約15本の作品が作られました。もし存命なら11月は故人が百歳を迎えていたはずでした。そこで富山妙子生誕百年と称し、三回に分けてオンラインにて作品上映会を行うことにしました。なお1周忌となる来年度に向け、引き続き上映会を企画していく予定です。
■主催:「富山妙子の芸術と思想」研究会
*上映される作品は、2017-2020年度JSPS科研費(研究代表者・真鍋祐子、17H06180)による研究成果の一部です。
*上映作品は、諸般の事情により変更になる可能性があります。
■参加登録について
*参加を希望される方は下記のフォームからご登録ください。参加費は不要、どなたでもご参加いただけます。なお、定員を超えた場合は抽選になります。
*登録後、ZoomミーティングのID・パスコードをお送りいたします。
*参加登録に関してご不明な点は、連続上映会事務局(itahashi[a]ioc.u-tokyo.ac.jp ※[a]→@)宛にメールでお問い合わせください。
参加登録フォーム
①11月20日(申請期間:~11月18日) https://forms.gle/6GtjHNAafH8ayMNd8
②12月4日(申請期間:11月22日~12月2日) https://forms.gle/SXVwY7qpdXi5vMcr9
③12月18日(申請期間:12月1日~12月16日) https://forms.gle/1SZ3BJtr1tSdknLx6
担当:真鍋