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松田教授が米国・国際戦略問題研究所で論文発表・報告・討論
松田教授が、3月1日に米国・ワシントンＤＣの政策シンクタンク、国際戦略問題研究所（CSIS: Center for Strategic & International Studies）のChina Power Project （代表者：Bonnie Glaser研究員）と日本学術振興会科学研究費・基盤研究（A）「対中依存構造化と中台のナショナリズム―ポスト馬英九期台湾の国際政治経済学―」（代表者：松田康博） の共催で、「中国と台湾に関する日本の見方：日米同盟への示唆」（Japanese Views on China and Taiwan: Implications for the U.S.-Japan Alliance）と題した国際会議を行い、専門家とともに討論を行いました。
松田教授は提出・発表した論文・報告の中で、もしも米中の戦略的な競争が激化する中で中国による対台湾武力行使が起きた場合、日米同盟がどのように対応しうるか、そして逆にもしも米国が台湾防衛にコミットしない状態で同様の事態が起きる場合どうなるかについて議論し、前者の場合、米国が台湾防衛にコミットする限り、日本は巻き込まれながらも重要な役割を果たしうるが、後者の場合は、日本は何もできないに等しいことを解説しました。
当日はワシントンの専門家を中心に約70名の参加者があり、中台関係、中国外交。日本外交などについて活発な議論が展開されました。
当日の会議の内容は、以下のサイトから全て視聴することができ、論文をダウンロードすることもできます。
https://www.csis.org/events/japanese-views-china-and-taiwan-implications-us-japan-alliance
また本会議に関して、以下のような関連報道がなされました。
「日学者松田看台湾：内部分岐厳重 失去信心 需要振興」『自由時報』2018年3月2日
http://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/2353357
「日版台湾関係法 日学者籲謹慎行事」、中央通訊社、2018年3月2日
http://www.cna.com.tw/news/aopl/201803020060-1.aspx
「葛来儀：美実施台旅法可能性大於美艦泊台」、中国評論通訊社、2018年3月2日
http://hk.crntt.com/crn-webapp/touch/detail.jsp?coluid=7&kindid=0&docid=104991644&from=singlemessage&isappinstalled=0
「中評関注：美日聯手挺台制華？日学者謹慎」、中国評論通訊社、2018年3月7日
http://hk.crntt.com/doc/1049/9/7/2/104997201.html?coluid=93&kindid=7950&docid=104997201&mdate=030700380
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登録種別：研究活動記録
登録日時：WedMar718:08:052018
登録者 ：松田・藤岡
掲載期間：20180301 - 20180601
当日期間：20180301 - 20180301
