浙江大学より『中国歴代絵画大系』が寄贈され、このたび贈呈式が行われました。このシリーズは中国国内外の博物館・美術館、寺院、個人蔵をふくむ263の機関より、中国絵画の代表的な名品12,405件を収録するもので、中国国内の所蔵品が9,155件、国外の所蔵品が3,250件を数える大型シリーズです。16年前より刊行が始まり、《先秦漢唐画全集》《宋画全集》《元画全集》《明画全集》《清画全集》の合計60巻226冊が出版されました。
このたび、東洋文化研究所にすでに購入・寄贈等で所蔵されていた99冊に加え、新たに132冊が寄贈され、合計231冊(台北故宮、《高麗画全集》を含む)となりました。現在、紙本印刷で見ることのできる最も高精細な画像資料となります。
贈呈式では、繆哲教授(浙江大学)の司会のもと紹介ビデオを視聴した後、中島所長よりお礼の言葉と、将来の人材がこの大型叢書を繙くことで中国絵画への新しい眼を養うことができる期待とが述べられ、また金曉明教授(浙江大学中国古代書画研究中心副主任)より、東洋文化研究所が五十年にわたり編集を続けてきた『中国絵画総合図録』と補完し合いながら、今後も新しい学術研究のプラットホームを形成していくことの重要性が述べられました。
ご寄贈くださった浙江大学には心より感謝申し上げます。
担当:塚本