2018年7月13日(金)に都立上野高等学校の1年生70名(男子31名,女子39名)が大学研究室訪問の一環として本研究所を訪れ、平勢教授、池本教授、森本准教授の模擬講義を受けました。
平勢教授の模擬講義では、歴史に興味がある生徒45名(男子21名、女子24名)に対し、平勢教授みずからの研究体験を具体的に紹介し、質問に答えました。
池本教授の模擬講義では、経済学部志望の生徒10名(男子3名、女子7名)に対して、経済学の基本的な考え方を説明し、ひとつの事例として公平な分配の在り方について議論しました。
森本准教授の模擬講義では、生徒15名(男子7名、女子8名)に対し、研究所の紹介、森本准教授の研究の紹介、そして、特に研究者を目指すわけでない大学生が人文系の学問を専攻する意味について説明し、生徒の質問に答えました。
生徒からはたくさんのコメントが寄せられ、「中国の歴史は少し難しくて苦手だったけれど、今回の講義を受けて中国史の印象が変わり、興味を持ちました。」「今の経済について少しむずかしかったけど、とてもよく分かりました。大学の授業は答えがないと知って、おもしろいなと思いました。」「講義の中で、1つの質問の答えからすごく話を広げていってたくさんのお話をしてくださり、とても面白い時間を過ごせました。人文学に興味を持つことができました。」など、大学での勉強に期待を持ってもらえたようです。多くの高校生がアジア研究に関心を持ってくれるきっかけとなれば幸いです。
担当:平勢、池本、森本
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