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【ご案内】(1/22)東文研シンポジウム「東アジア出土資料に関する今日的課題」

題　目：シンポジウム「東アジア出土資料に関する今日的課題」
　　　　第Ⅰ部「新発見の楽浪漢簡」
　　　　第Ⅱ部「考古編年と思想編年の相克」
講演者：尹龍九(成均館大学)・張昌平（武漢大学）・李承律(成均館大学)
コメンテーター：金慶浩(成均館大学)・丹羽崇史(奈良文化財研究所)
使用言語：中国語・韓国語
通　訳：韓国語のみあり
日　時：1月22日（土）10:30-12:00（第Ⅰ部）、13:00-17:00（第Ⅱ部）
会　場：東京大学東洋文化研究所3F第一会議室(304)
主　催：平成22年度科学研究費補助金（基盤研究(B)）
「新出土資料を通してみた古代東アジア世界の諸相
―漢字文化圏の中の地域性―」（代表：谷中信一（日本女子大学））
共　催：東文研班研究「中国古代文献の成立に関する多角的研究」
連絡先：谷中信一(yanaka×fc.jwu.ac.jp)・小寺敦(kotera×ioc.u-tokyo.ac.jp)

開催趣旨：
　近年、東アジア地域では出土資料が続々と発見され、従来の通説を見直さ
ざるを得ない事態が数多く起こっています。例えば最近、朝鮮半島で楽浪漢簡
の発見が伝えられましたが、これには『論語』の最古級の版本が含まれてお
ります。また、郭店楚簡の年代をどこに置くかによって、中国古代の思想観・
歴史観が全く異なってまいります。これらはいずれも古典文献の起源問題に
深く関わり、ひいては東アジア地域の歴史・思想・文学その他諸分野にも影響
を及ぼします。本シンポジウムでは、上記の問題について報告・討議を行うこ
とにより、議論を深めてまいりたいと考えております。
　第Ⅰ部では、楽浪漢簡について、尹龍九氏にその詳細を報告していただき、
金慶浩氏のコメントを交えて議論いたします。
　第Ⅱ部では、郭店楚簡の年代問題につき、張昌平氏（考古学）・李承律氏
（思想史）がそれぞれの立場から討論し、丹羽崇史氏にコメントしていただきます。

登録種別：研究会関連
登録日時：Wed Jan 12 18:01:49 2011
登録者　：研究支援担当
掲載期間：20110112 - 20110129
当日期間：20110122 - 20110122