7月19日(火)、「韓国美術文化特講-高麗・朝鮮王朝の美術への誘い」が開催され、仏画・仏像・絵画三分野に亘って講演が行なわれた。
仏画に関しては鄭于澤先生(東国大学校教授、博物館館長)が、日本と中国の仏画と比較しながら高麗仏画の特色を解説、鄭恩雨先生(東亜大学校教授、博物館館長)は、多くの作例や新資料を通し、中国仏像の影響を受けた高麗・朝鮮の仏像が各々特殊性を帯びていく過程について紹介、板倉は、新出作品の紹介を中心に、高麗から朝鮮王朝前期に至るまでの李郭派の展開について述べた。
韓国美術の研究者のみならず、学生や韓国に興味を持つ一般人まで約50名が参加し、質疑の時間も充実した機会であった。
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