News

定例研究会(古典的文人から近代的知識人へ—オスマン帝国の場合—)のご案内(9月11日)

「古典的文人から近代的知識人へ—オスマン帝国の場合—」

日時:2008年9月11日(木)午後2時〜4時
場所:東京大学東洋文化研究所大会議室

報告者:鈴木董(東京大学東洋文化研究所・教授)
司会者:桝屋友子(東京大学東洋文化研究所・教授)
討論者:尾崎文昭(東京大学東洋文化研究所・教授)

報告要旨
 歴史上存在した諸大文化圏すなわち文化世界には、各々、特有の文事の担い手が存在していた。そして、それら諸文化世界が、近代西欧の台頭と世界大の進出の流れの中で、「西洋の衝撃」にさらされていったとき、これらの特有の文事の担い手、古典的な「文人」は、変容を余儀なくされ、これに代わって、近代西欧の知の担い手をモデルとする近代的知識人が出現することとなった。本発表においては、この現象を、前近代のイスラム世界におけるスンナ派の世界帝国とも呼びうる位置を占めたオスマン帝国のケースを例に取り、検討することとしたい。
登録種別:研究会関連
登録日時:Tue Sep 2 15:04:11 2008
登録者 :研究支援担当
掲載期間:20080902 - 20080911
当日期間:20080911 - 20080911