東文研セミナー「「砂漠の探究者」を探して―女性たちと百年」第五回研究会を開催します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
日時:2017年10月8日(日)13:00-17:00(開場12:30)
場所:東京大学 東洋文化研究所 三階大会議室
【プログラム】
13:00-14:30 第1部
読書会 『イスラームにおける女性とジェンダー』
第2部「基礎となる言説」第5章 入念な言説構築、第6章 中世イスラーム
レジュメ担当:木原悠(お茶の水女子大学・院)
コメント:澤井真(学振特別研究員PD・京都大学)
14:50-16:10 第2部
報告「『マリアの洞窟』をめぐって」
コメント:岡真理(京都大学)
『マリアの洞窟』(2007年、アラビア語音声・英語字幕、52分)はパレスチナの女性監督、ブサイナ・ホーリーによるドキュメンタリー作品です。占領からの解放が叫ばれる一方、女性たちが名誉殺人という名の暴力の犠牲者となっている。この状況はどのように理解できるのか。パレスチナという政治とジェンダーのトポスに置いたときに、名誉殺人とはどういう現象なのか。本作品を入口として、名誉殺人を含め100年たってもなくならないイスラームとジェンダーをめぐる諸問題について議論してみたいと思います。
16:20-17:00 第3部
ミニ報告「補足イラン最初期の婦人雑誌」
報告者:山﨑和美(横浜市立大学)
前回の報告の補足情報を提供していただきます。
【主催】科研費基盤(A) イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究
代表:長澤榮治(東京大学東洋文化研究所)
公募研究会「砂漠の探究者」を探して―女性たちと百年
【その他】準備の都合上、ご参加いただける方はご一報をお願いいたします
bahithat.women100[at]gmail.com [at]を@にしてください)。
担当:長澤