東洋文化研究所は国際交流基金と 2022 年に協力合意書に調印し、JF-GJS イニシアチブと いう総称のもと、様々な共同作業を開始しました。そのうちの一つに、国際交流基金の日本 研究フェローシップ受給者を集め、東京大学で一堂に会した会議を開くというものがあり、 JF-GJS 日本研究フェロー・コンフェレンスという名称で 2022 年から実施されることになりました。2023 年 9 月 30 日、その二回目の会合(JF-GJS 日本研究フェロー・コンフェレ ンス 2023)が開催されました。 会議には、日本研究フェローシップを受給された 40 名ほどの研究者と国際交流基金の関 係者、それに東洋文化研究所 GAS 委員会の関係者なども、各セッションのチェアなどとし て参加しました。また、今年度の JF-GJS フェローである Yi Yunsu、Hynes Mairead Cecille のお二人が総括セッションで登壇し、コメントを述べました。
現在、 JF-GJS フェローの募集を行っているところですが( https://gas.ioc.u-tokyo.ac.jp/networking/jf-gjs-fellowship_2023/)、来年度以降も、このフェローを中心にコンフェレンスを実施することが期待されています。
タイトル:
JF-GJSイニシアチブ 「日本研究フェロー・カンファレンス 2023」
JF-GJS Initiative: Japan Foundation Fellow Conference 2023
日時:2023年9月29日(金)13時〜20時30分(日本時間)
場所:東京大学伊藤国際学術研究センター
使用言語:英語、日本語
プログラム:
13:00 | 受付開始(於:地下2階ホワイエ) |
13:30 | オープニング(於:伊藤謝恩ホール) 国際交流基金理事 開会の辞、基金担当者の紹介 (佐藤 百合) |
13:45-14:15 | 第 1 セッション:「アジアの中の日本、日本の中のアジア」(於:伊藤謝恩ホール) 発表者: RAINA, Vidhita(カンザス大学) 「更紗を通して探る近世社会における美術・大衆文化・文化交流 」(英語) 座長: 小川 道大 (東京大学東洋文化研究所) |
14:15-14:45 | 発表者: FU, Huiqin(南開大学) 「井上哲次郎の古学派論—伊藤仁斎と荻生徂徠を中心にー」(日本語) 座長: 中島 隆博 (東京大学東洋文化研究所) |
14:45-15:15 | 発表者: REZA, S M Ali(ダッカ大学) 「民主主義と経済発展:バングラデシュに対する日本の視座」(英語) 座長: 佐藤 仁 (東京大学東洋文化研究所) |
集合写真撮影(国際交流基金フェロー、東京大学東洋文化研究所ほか) | |
15:15-16:15 | ネットワーキング(於:多目的スペース) ネットワーキング |
16:15-17:15 | 第2セッション: Breakout Session: Meet JF Fellows(於:多目的スペース) |
17:15-17:45 | クロージング(於:伊藤謝恩ホール) Breakout Sessionを終えて 登壇者: YI, Yunsu(弘益大学・JF-GJS フェロー), HYNES, Mairead Cecille(コロンビア大学・JF-GJS フェロー), 園田 茂人(東京大学東洋文化研究所), 原 秀樹(国際交流基金日本研究部長) |
17:45- | 東京大学東洋文化研究所所長 閉会の辞(中島 隆博) |
-20:30 | レセプション(於:多目的スペース) 閉場 |
主催:JF-GJSイニシアチブ、国際交流基金