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第90回(平成16年度第25回)東文研セミナーのご案内
題目「清代秋審における*入について」
*の部分には、走にゅうに旱をつけた「趕」とういう字がはいります(以下も同じ)。
日時:2004年12月16日(木)13:00〜15:00
場所:東文研3階大会議室
講演者:赤城美恵子(あかぎ みえこ)(東北大学助手、東洋文化研究所非常勤講師)
概要:清代の死刑審査手続きである「秋審」においては、当年の秋審で審理されるためには秋審截止日期と呼ばれる期限があった。この期限までに一定の手続きを経る必要があった。ただ、乾隆期以降、情罪が重大な事案については手続きが期限を越えてもその年に受理することとなっていた。これを*入という。このような処遇の差を設けることで監候犯罪の差等化がはかられたことについて検討する。
主催:東文研班研究「中国固有法史研究、中国近代法史研究及び中国現代法研究の総合の試み」(主任:東京大学東洋文化研究所 高見澤磨)
登録種別:研究会関連
登録日時:Tue Nov 30 08:54:15 2004
登録者 :研究協力係
掲載期間:20041130
- 20041216
当日期間:20041216
- 20041216