【日時】2019年5月15日 9:30-10:50
【会場】東京大学 東洋文化研究所3階 大会議室
【講演者】松田 康博(東京大学東洋文化研究所)
【題目】『一帯』の最前線・カザフスタン出張報告――ホルゴス視察および中国研究者との対話
【コメンテーター】宇山 智彦(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)
【司会】川島 真(東京大学大学院総合文化研究科)
【言語】日本語
【サマリー】
「一帯」とは、中国・習近平政権の打ち上げた「一帯一路」戦略の一部、すなわち「シルクロード経済帯」である。中国の西側の隣国の中でカザフスタンは大きなプレゼンスを誇っており、中国が中央アジア地域との関係強化を図る上で欠かせないパートナーである。果たして、カザフスタンは中国にとってどのような役割を果たしているのであろうか。中国はカザフスタンでどのようなイメージがあるのであろうか。中国・カザフスタン両国の協力プロジェクトとして進められているホルゴス地区の実態はどのようなものなのだろうか。現地調査をもとに報告を行う。
備考:本セミナーは、東京大学現代中国研究拠点「一帯一路」研究班研究会との共催となります。
担当:松田