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第104回(平成17年度第7回)東文研セミナーのご案内

第104回(平成17年度第7回)東文研セミナーのご案内

 この度、以下の要領で、18世紀のモロッコ・オスマン帝国関係史に関する東文研セミナーを開催することといたしました。モロッコあるいはオスマン帝国に関心をお持ちの方だけでなく、地中海世界論やイスラームの国家論など、様々な関心の方にとって興味深い論題かと存じます。学期中のお忙しい時期とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

論題:Morocco and the Sublime Porte in XVIII Century: Inter-Islam Connections.
発表者:Prof. Dr. Abderrahim Benhadda(ムハンマド五世大学教授;東京外大AA研客員教授)
日時:2005年6月30日(木) 16:00-18:00
場所:東京大学東洋文化研究所3階第一会議室
   (地図:http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/basics/)

発表者紹介:1959年マラケシュ生まれ。フェズ大学に学ぶ。学位論文「16-18世紀におけるモロッコとオスマン帝国」(フェズ大学)。フェズ大学助教授を経て現職。専門は、モロッコとオスマン帝国の関係史、モロッコとヨーロッパ諸国の関係史、地中海世界(大西洋沿岸部含む)における文化交流史。著書に、『オスマン帝国と地中海世界—新たなアプローチ』、『アラブ・イスラーム世界における旅—交流と近代性』など(いずれも編著)。1987-91年、イスタンブル総理府オスマン文書館にて資料調査。オスマン・トルコ語の一次史料にもとづいてアラブ・オスマン帝国関係史を論じることのできる希有なアラブ系研究者。アラビア語、フランス語、トルコ語、英語、スペイン語に堪能。(以上、『AA研通信』112号に掲載された黒木英充氏による紹介より抜粋)

備考:参加自由。発表および質疑は原則として英語で行われます。

お問い合わせ:森本一夫(東洋文化研究所):morikazu@ioc.u-tokyo.ac.jp

登録種別:研究会関連
登録日時:Tue May 31 16:47:41 2005
登録者 :研究協力係
掲載期間:20050531 - 20050630
当日期間:20050630 - 20050630