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東文研セミナー「東文研班研究:オスマン朝史料学の方法的課題(第1回研究会)」が開催されました

東文研セミナー「東文研班研究:オスマン朝史料学の方法的課題(第1回研究会)」が下記の要領で開催されました。

報告

 この班研究のプロジェクトは、オスマン朝の文書やその他の史料がどのように作成され、利用され、また、保存されてきたのかという、史料をめぐる実践・慣行についての研究を共同研究の形で展開しようというもので、今回はその第1回の研究会である。
 今回は、本班研究の主任である秋葉が、近年の「アーカイヴズ的転回 archival turn」と呼ばれる英語圏の研究動向と、日本における文書管理の歴史研究の動向を紹介したのち、オスマン朝史料学としてどのような研究課題、方向性がありうるかを問題提起した。参加者は30名を数え、トルコの研究動向や、史料の破棄など残されなかった史料の問題などについて活発な議論が交わされた。また、質疑応答・討論ののち、班研究のメンバーで今後の研究活動についての打ち合わせを行った。

開催情報

日時:2021年3月15日(月) 15:00〜17:00

場所:Zoom開催

プログラム:
15:00〜15:40 秋葉淳(東京大学東洋文化研究所)「オスマン朝史料学の可能性と課題」
15:50〜16:20 質疑応答・討論
16:30〜17:00 班研究メンバーによる打ち合わせ

担当:秋葉



登録種別:研究活動記録
登録日時:TueMay1810:25:482021
登録者 :秋葉・田川
掲載期間:20210519 - 20210819
当日期間:20210315 - 20210315