6月26日に台湾・台北の中央研究院近代史研究所東亜区域研究群で、松田教授が「東アジアの土地改革パラダイムーー台湾のケースにおける政策決定過程」と題して講演を行いました。
松田教授は同講演で、1940-50年代に実施された台湾の土地改革の政策決定過程について、「指導者=テクノクラートモデル」を使うことで、なぜ台湾で土地改革のような困難な政策がなぜ実施可能であったのかについて、歴史的文脈の中から明らかにしました。
当日は同研究所の研究者や大学院生を中心に25名程度の参加者があり、国民党政権の政策決定過程や土地改革・土地政策などについて、活発な議論が展開されました。