東文研シンポジウム「中世日本美術をめぐる諸問題―東アジアの視点から」が開催されました

 2012年6月21日、東洋文化研究所大会議室にて東文研シンポジウム「中世日本美術をめぐる諸問題―東アジアの視点から」が開催された。
美術史のみならず他の分野の研究者・学生も来場、非常に盛況であった。
各発表では、一国美術史観から脱却した視点がそれぞれ提示され、各コメンテータの指摘によって議論がより深まり、東アジアの視点を含むこうした手法の可能性を改めて確認する形となった。
 - 4:00~4:40
  - 発表: 馬場紀寿(東大東洋文化研究所 南アジア部門)
  - 「仏塔・仏像にはなぜ利益があるのか?―『宝篋印経』の伝播と展開」
  -  コメンテータ 佐藤有希子(東大大学院)
  - 4:40~5:20
  - 発表 レイチェル・サンダース(ハーヴァード大学)
  - 「中世日本の玄奘三蔵像における複層性-玄奘三蔵絵をめぐって」
  - コメンテータ 高岸輝(東大人文社会系研究科)
  - 5:20~6:00
  - 発表 アーロン・リオ(コロンビア大学)
  - 「鎌倉画壇の「ローカルスタイル」ー牧谿様を中心に」
  - コメンテータ 高橋真作(鎌倉国宝館)
  - 司会 板倉聖哲(東大東洋文化研究所 東アジア第2部門)
  
 
登録種別:研究活動記録
登録日時:TueJul1011:27:402012
登録者 :板倉・野久保(撮影)・秋山・藤岡
掲載期間:20120621
 - 20120921
当日期間:20120621
 - 20120621