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平成１６年度第８回東文研シンポジウムのご案内

東京大学東洋文化研究所・成均館大学校東アジア学術院
共同国際シンポジウム

近代東アジアにおける検閲・出版・文学

東文研所内プロジェクト「資料情報研究プログラム」では、一昨年から、科研費（基盤研究 A「アジア諸社会におけるエリートのネットワークと文化表象−−比較研究の試み−−」）で、所外の研究者の皆様とともに、アジアのエリートの比較に関する共同研究を行ってきました。この度、韓国の成均館大学校東アジア学術院と協力し、下記により共同研究会を開催することになりましたので、ご案内致します。
皆様のご参加をお待ちしております。


日時：　2005年１月29日（土）午前10時〜午後６時30分
場所：　東京大学東洋文化研究所　３階　大会議室

プログラム：
開会式　10:00〜10:20
挨拶　　　田中明彦（東京大学東洋文化研究所　所長）
挨拶　　　林＿澤 ( LIM Hyong-taek)（成均館大学校大東文化研究院　院長）
趣旨説明　中里成章（東洋文化研究所　教授）

第１部　10:20〜12:00
司会：　中里成章
「検閲が韓国近代文学に及ぼした影響」
　　韓萬洙 (HAN Man-soo)（東国大学校　教授）
「文化政治期の検閲とその対応の内的論理」
　　朴憲虎 (PARK Heon-ho)（成均館大学校東アジア学術院　研究教授）
討論：　尾崎文昭（東洋文化研究所　教授）

第２部　13:20〜15:00
司会：　鈴木董（東洋文化研究所　教授）
「日帝下検閲の実行と検閲官」
　　鄭根植 (JUNG Keun-sik)（ソウル大学校社会学科　教授）
「出版・検閲の態様とその遷移−−日本から満州国へ」
　　山室信一（京都大学人文科学研究所　教授）
討論：　小森陽一（東京大学大学院総合文化研究科　教授）

第３部　15:30〜18:00
司会：　大木康（東洋文化研究所　教授）
「日本統治期台湾での「検閲」の実態」
　　河原功（成蹊高等学校　教諭）
「文化政治期検閲体制と植民地メディア」
　　韓基亨 (HAN Kee-hyung)（成均館大学校東アジア学術院　教授）
「植民地検閲とジェンダー」
　　崔＿姫 (CHOI Kyeong-hee)（シカゴ大学東アジア学科　教授）
討論：　紅野謙介（日本大学文理学部　教授）

総合討論　18:00〜18:30

使用言語：日本語、韓国語（逐次通訳あり）


問合せ先：
中里成章（03-5841-5864; nakazato@ioc.u-tokyo.ac.jp）
平野明子（03-5841-5880; hirano@ioc.u-tokyo.ac.jp）

登録種別：研究会関連
登録日時：Tue Dec 28 14:03:30 2004
登録者　：研究協力係
掲載期間：20041216 - 20050129
当日期間：20050129 - 20050129