東洋文化研究所では、一定の年齢に達した教員が自身のそれまでの研究業績を総括し、今後の研究活動の方向について語る「自己点検評価セミナー」を、2011年度から実施しております。
今回は、黒田明伸教授が、これまで行なってきた東アジアを軸とした世界貨幣史および貨幣論研究を振り返った上で、その現到達点として、通貨と信用の代替性と補完性について、工業化前(ないし初期)の中国、日本、英国を事例として論じられました。33名が参加し、活発な議論が交わされました。
日時:12月13日(木) 14-16時
場所:東京大学・東洋文化研究所、大会議室
報告者:黒田明伸 東京大学東洋文化研究所 教授
題目:通貨と信用の代替性と補完性―中、日、英の比較史より(貨幣史研究の軌跡と展望)
コメンテーター:
斎藤修 一橋大学 名誉教授
園田茂人 東京大学東洋文化研究所 教授
司会:大木康 東京大学東洋文化研究所 所長
(当報告は研究所教授会メンバーの研究の自己点検・評価の一環として行われるものであり、第2回目の自己点検・評価セミナーとなる)
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