2025年8月1日(金)、熊本県立熊本高等学校の生徒34名と引率の先生3名が、校外活動の一環として本研究所を訪問されました。
当日は田中有紀准教授による「中国思想と音楽」をテーマとした講義が行われました。その後、生徒の皆さんは3つのグループに分かれて順番に図書室の書庫を見学し、貴重な資料や古典籍を間近に見る機会を持ちました。
生徒から寄せられたアンケートには、以下のような感想がありました。
「中国思想と音楽との関連については訪問前あまりピンと来ていなかったが、専門的な書物から文化や思想を紐解くことが新鮮で面白かった」
「中国の思想は文系の分野と思っていたが、数学や天文暦法などの科学技術とも関わることを知って驚いた」
「貴重な書物を手に取ることができて、夢のような体験だった」
「目録という一見地味な資料から、音楽や思想、文化まで読み取れることに驚いた」
「無視される学問こそ、その時代に必要なものであるという話が印象的だった」
午後には希望者10名が、中国思想文化学研究室を訪問しました。研究内容についてより具体的な説明を受けたほか、大学院生との直接対話の場も設けられ、高校とは異なる大学の学びに触れる貴重な機会となりました。
今回の訪問を通じて、多くの生徒の皆さんがアジア研究や人文学に対して新たな関心を抱いた様子がうかがえました。この経験が、今後の進路や学びへの一助となれば幸いです。