中島隆博・上田遥編『アジアとは何かーーGlobal Asian Studiesの再出発』(東洋文化研究所ブックレット)
https://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/pub/index.html#GAS
「アジアとは何か」という問いは、一見すると自明でありながら、アジア研究、そして東洋文化研究所の存在そのものに関わる根源的な問いである。本ブックレット『アジアとは何かーーGlobal Asian Studiesの再出発』は、2026年6月9日に開催されたGAS委員会の座談会「アジアとは何か」をもとに編集された。哲学、社会学、国際関係など異なる専門分野・地域的背景をもつ7名の所内研究者が、それぞれの立場から「アジア」を問い直し、21世紀におけるGlobal Asian Studiesの新たな可能性を提示した。本ブックレットに収録した論考は以下の通りである。読者の皆様にも、この開かれた問いに加わっていただければ幸いである。
中島隆博「Asia-ing(s)」
上田遥「圧縮近代のなかのアジア」
園田茂人「GASという企図――過去の省察から将来のビジョンへ」
パッタジット・タンシンマンコン「東洋文化研究所のGlobal Asian Studiesをどう定義するか」
田中有紀「GASとは何か――私の経験から」
渡邊祥子「アジア・アフリカ域内研究交流に向けて」
キム・ジユン「身近なアジア」