2019年7月29日(月)に奈良県の私立西大和学園中学校の3年生220名が本学を訪問し、工学部の大教室をお借りして池本教授が模擬講義を行ないました。
「答えのない問題」をテーマに、生徒たちといくつかの問題について議論してみました。奈良の学校なので「なぜ奈良が都となったのか」という問題を取り上げました。続いて、経済学の基本的な考え方を説明し、その応用として、400メートルを4人で走るとき、だれが何メートル走るとよいかという問題を考えてもらいました。まず走る能力は人によって違うという多様性を認識すること、その上でどう負担するのが「公平」かを考えるのがポイントでした。答えのない問題を考えるというのは予想外で刺激になったとのコメントをいただきました。
担当:池本