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第15回GJSセミナー(第132回東文研・ASNET共催セミナー)「「虚実」の系譜―明治日本における「文学」の構築」のお知らせ

発表者:後藤雅 (プリンストン大学東アジア学科博士課程)

日時:2015年12月10日(木)17:00~18:00

会場:東京大学東洋文化研究所 1F ロビー

使用言語:英語


発表概要:
 「文学」は明治期の日本において芸術の一種と認識されるようになる。文学イコール芸術という図式は現在では自明のこととして受け入れられているが、明治期の「文学」は史学や美文、漢籍など幅広い領域を示し得た。「文学」が芸術として立ち上がってきたこと、またそれに伴いその他の可能性が排除されていったことは、明治日本が抱えた国家の建設、近代化、技術革新といった問題系と無縁ではない。本発表では「虚実」という一対のレトリックに着目し、それがいかに「文学」と芸術の橋渡しとして機能したかを論じる。


主催:東京大学国際総合日本学ネットワーク(GJS)

共催:東京大学日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)

問い合わせ:gjs[at]ioc.u-tokyo.ac.jp

http://gjs.ioc.u-tokyo.ac.jp/ja/events/post/20151210_gjs_seminar/


(クリックでPDF)



登録種別:研究会関連
登録日時:ThuNov1917:28:162015
登録者 :柳・藤岡
掲載期間:20151119 - 20151210
当日期間:20151210 - 20151210