第16回東文研・ASNET共催セミナー
「ファトフアリー・ハーン・ドンボリーの母、妻、嫁
:19世紀イランにおける有力者の『家』と女性」
下記のとおり第16回セミナーを開催いたしました。
日時:10月21日(木)午後5時~6時
場所:東京大学東洋文化研究所1階 ロビー
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
テーマ:「ファトフアリー・ハーン・ドンボリーの母、妻、嫁
:19世紀イランにおける有力者の『家』と女性」
報告者:阿部尚史(東京大学グローバルCOE)
発表要旨:
本報告では、イランのムスリムの女性による婚資と相続分の受領は、
「家産の維持・存続」との関係に影響されていたという論点を、事例を通して検討したい。
具体的には、19世紀アゼルバイジャン地方(イラン北西部)の地方有力者、
ファトフアリー・ハーン・ドンボリーの死後の事例を取り上げ、特に彼の遺産目録の債務部分を分析することから始める。
さらに、当時のイランの婚資支払いを巡る社会慣行やこの問題に関するアラブ圏の研究事情にも留意しつつ、話を進めたい。
↓報告についてはこちらからご覧下さい。
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/6987
お問合せ先:日本・アジアに関する研究教育ネットワーク(ASNET)
電話:03-5841-5868
e-mail: asnet[at]asnet.u-tokyo.ac.jp