2019年10月7日(月)午後、京都・無鄰菴において、東文研班研究「往来型フィールドワークがつくる社会生活(主任:青山和佳教授)」では、京都大学東南アジア地域研究研究所共同利用・共同研究拠点「東南アジア研究の国際共同研究拠点」共同研究として採択された『人間回復と地域社会の再生のための開発実践考』の第1回研究会を開催した。
本年度内に刊行される見込みの『東洋文化』100号特集テーマ「開かれていく人文知―もう一つの世界につながるために」をめぐり、青山、清水展、中西徹、岸健太、韓載香、藤岡洋の6名による活発な対話が行われた。
また翌日8日(火)午前、東南亭では、京都大学東南アジア地域研究研究所のマリオ・ロペズ准教授を迎え、この夏の活動報告および今後の研究方針について動画も交えて議論が展開された。
10月7日,無鄰菴にて | 10月8日,東南アジア地域研究研究所にて |
※本研究会は東京大学東洋文化研究所班研究S-5「往来するフィールドワークがつくる社会生活」(主任:青山和佳教授)の研究、京都大学東南アジア地域研究研究所共同利用・共同研究拠点「東南アジア研究の国際共同研究拠点」共同研究「人間の回復と地域社会の再生のための開発実践考:フィリピン・ダバオ市の有機農園を対象とした予備的考察 」(研究代表者:青山和佳教授)、ならびにJSPS科研基盤C「分割統治」に抗する貧困層の新しい戦略:フィリピンの事例」(研究代表者:中西徹教授、研究番号/領域番号16K01973)の研究成果の一部である。
担当:青山