4月27日マカオ科学館にてマカオ基金会・中国中外関係史学会主催の中国歴史上的白銀問題国際学術研討会が開催され、黒田教授が ‘Revisiting the Eurasian SilverCentury with New Numismatics Findings’を報告しました。
モルダビア出土の中国的特徴をもつ銀塊の調査をもとに、西方モンゴル汗国への中国内所領からの銀送金が13・14世紀にユーラシア大の価値尺度共有をもたらした、との趣旨が多くの参加者から強い反応をよびました。
本講演は科研基盤B「貨幣の多元性についての国際共同研究:世界史における貨幣間分業とその比較」の一環として行われたものです。