News

<「魂の脱植民地化」を考えるコンポジウム>「原発事故で何が吹き飛んだか? ~日本社会の隠蔽構造とその露呈~」のご案内

日時:2012年3月28日:午後13時開場・13時30分開始・17時終了
場所:東京大学・本郷キャンパス・経済学研究科棟第一教室 
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html
その他:参加無料、事前登録不要
情報:http://anmintei.blog.fc2.com/blog-entry-925.html


≪開催趣旨≫
福島第1原子力発電所の事故から一年が経過しました。あの事故は何だったのか。あの事故によって何が明らかになったのか、を考えるコンポジウムを行うこととしました。この形式は、私たちの研究会で過去、何年も行っているもので、「コンポジウム」=「コンサート」+「シンポジウム」という意味で、音楽と学術との融合を目指すものです。ここで展開する議論の目的は、なんらかの「合意」を形成することではなく、参加した者、一人一人が、なんらかなの新たな気づきを得て、それぞれに考えを発展させることです。このコンポジウムを通じて、この事故のもつ意味と、これからの道を、それぞれに考えたいと思います。


【主催者】
安冨歩教授(東京大学・東洋文化研究所)・社会生態学・魂の脱植民地化研究・「東大話法」研究。

【司会】
深尾葉子准教授(大阪大学・経済学)・社会生態学による人間・社会・環境の相互作用プロセスの研究・魂の脱植民地化研究、環境問題のグローバルマネジメント論。

 <学術関係>
【報告者】
真鍋勇一郎助教(大阪大学・工学)・核物理。核物理の理論分野出身。原子力人材育成関連のポスドク、原子力プロジェクト研究員を経て、09年より助教。シミュレーションが専門。事故後、核物理分野の研究者が発起人の飯舘村の土壌調査に参加。

【パネリスト】
島薗進教授(東京大学・人文社会系)・宗教学。東京大学原発災害支援フォーラムの発起人。
 早川由起夫教授(群馬大学・教育学部)・火山学。国会でも取り上げられた「早川マップ」の作成者。

 <芸術・音楽関係>
【音楽】
千葉泉教授(大阪大学・人間科学)・ラテンアメリカの民衆文化とその実践的応用。研究と共に、自ら作曲・演奏する。今回は歌手として。

【芸術】
赤城修司(福島市)・福島の高校美術教員。今回は福島市の日常物を利用したインスタレーションを展示。

【パネリスト】
高橋健太郎(音楽評論家・音楽家)・人間が幸福に生きることが原発を止めること。


<式次第>
(1)千葉さんの歌でオープニング
(2)真鍋さんによる原発事故の全容と今後についてのご報告(40分程度)
(3)赤城さんの展示物の紹介
(4)以上を受けて、各人が20~30分程度のパワポを用意して、適宜その報告を織り交ぜながら、これからどうすべきか  を議論していく。間に千葉さんの歌を挟む。


<主催>
東京大学東洋文化研究所 安冨研究室
連絡先:安冨研究室 03-5841-5849 animus[at]ioc.u-tokyo.ac.jp



登録種別:研究会関連
登録日時:ThuMar1513:23:382012
登録者 :安富・大平・藤岡
掲載期間:20120315 - 20120328
当日期間:20120328 - 20120328