News

第168回 東文研・ASNET共催セミナー「静嘉堂文庫所蔵珍本『痛思堂日記』考」のお知らせ

【日時】 2017年6月15日(木) 17:00-18:00

【会場】 東京大学 東洋文化研究所 1階 ロビー

【報告者】 張詩洋氏(東京大学東洋文化研究所・訪問研究員)

【題名】 静嘉堂文庫所蔵珍本『痛思堂日記』考

【コメンテーター】 大木康氏(東京大学東洋文化研究所・教授)

【要旨】
静嘉堂文庫所蔵珍本『痛思堂日記』は清代の黄鉽によって著された作品である。黄鉽の生い立ちは不詳であり、作品に言及した研究は非常に少ない。この日記に基づけば簡単な生い立ちの考察が可能だろう。その中に収録されているもののうち、作者の晩年の手稿本『四友堂里言』伝奇は、静嘉堂文庫に所蔵されている戯曲の中で最も貴重なものであり、中国の呉暁鈴氏旧蔵本と異なっている。テキストの内容とコメントにおいて修正があり、ここからまた黄鉽の晩年の思想の変化が見られるだろう。


[LINK: PDF]

※報告は中国語(通訳付き)で行われます。



登録種別:研究会関連
登録日時:Thu Jun 1 10:21:51 2017
登録者 :asnet事務局・藤岡
掲載期間:20170601 - 20170615
当日期間:20170615 - 20170615