2021年7月15日(木)14時より、田中有紀准教授による2021年度 第1回 定例研究会(着任研究会)「江永の経学における鐘制:聖人と工人、時代と地域、そして遺物」がZoomによるオンラインで開催された。45名の参加者があり、これまで宋代の音楽論、明の朱載堉の音楽理論を研究してきた田中准教授は中国の「科学」「技術」にどのような問いを立てるか、どのような方法でその歴史を描くかという問題意識に基づき、清の江永の鐘制が持つ考古学と楽制など経学の意義を本研究会で分析した。また、補足として鐘の音響物理学、中国の戦国時代における斉の鐘についても紹介した。講演後には田中准教授と参加者との質疑応答も行われた。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
日時:2021年7月15日(木)14時~16時
会場:オンライン(Zoomミーティング)
題目:江永の経学における鐘制:聖人と工人、時代と地域、そして遺物
発表者:田中 有紀(東京大学東洋文化研究所・准教授)
司会:中島 隆博(東京大学東洋文化研究所・教授)
担当:田中