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(12/15)東文研セミナー:「環境史と世界史の編纂――中国の実践と構想から」が開催されました

下記の通り東文研セミナーを開催されました。

タイトル:環境史と世界史の編纂――中国の実践と構想から
報告者:包 茂紅(北京大学歴史系副教授)
司会者:安冨 歩(東京大学東洋文化研究所教授)
コメンテーター:羽田 正(東京大学東洋文化研究所長)

日時: 2010年12月15日(水)午後3時~5時
場所: 東洋文化研究所 第一会議室(3階304)
言語:  中国語(通訳あり)、英語

報告要旨
12月15日(月)、東文研セミナーが開催され、北京大学歴史系の
包茂紅副教授が「環境史と世界史の編纂――中国の実践と構想から」
という題目で講演を行った。
 現在、国際史学界では世界史の再構築について盛んに論じられて
いるが、包副教授はこの問題について、環境史という視点から、
中国での研究状況を交えつつ詳細に論じられた。
 講演後には、コメンテーターの羽田所長、司会の安冨教授に加え、
会場からも多くの意見や質問が寄せられ、日本はじめ諸外国の環境
史研究の状況や問題点、歴史地理学と環境史学また都市環境史学と
農業生態史学の相違、新世界史の構築における環境史および海洋史
の意義などについて、充実した討論が行われた。
 本研究所は北京大学歴史系との学術交流を今後組織的に行ってゆく
予定であり、今回の講演も両研究機関間の交流の一環として企画され
たものである。今後も、活発な人的交流を通じて、さらに組織的で
有意義な研究協力を進めていきたいと考えている。

(以下、当日の様子)

        


登録種別:研究活動記録
登録日時:Thu Dec 16 13:24:51 2010
登録者 :研究支援担当
掲載期間:20101216 - 20110115
当日期間:20101215 - 20101215