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教員の著作が刊行されました
マルクス・ガブリエル, 中島 隆博 著『全体主義の克服』(集英社新書)

著者による紹介

 

【東西哲学界の雄が、全体主義から世界を救い出す!】

 全体主義の渦に、再び世界は巻き込まれようとしているのではないか。日独ともに哲学は、二〇世紀の全体主義に加担してしまったが、では次なる全体主義の台頭をいかに阻止すればよいのか。その答えを出そうとしているのが、マルクス・ガブリエルだ。
 彼の「新実在論」は、全体主義の礎を築いたドイツ哲学を克服するために打ち立てられたものだったのだ。克服にむけてのヒントは東アジア哲学の中にあるという。
 本書は、東西哲学の雄が対話を重ねて生み出した危機の時代のための「精神のワクチン」である。

 「上から」の力によって、民主主義が攻撃されているわけではありません。民主主義を破壊しているのは私たち自身なのです。市民的服従が、あらたな全体主義の本質です。
 ――マルクス・ガブリエル

(出版社HPより)


目次等、詳細情報は教員の著作コーナーに掲載した記事をご覧ください。



登録種別:研究活動記録
登録日時:Thu Aug 20 11:14:34 2020
登録者 :中島・田川・野久保(撮影)・藤岡
掲載期間:20200821 - 20201120
当日期間:20200820 - 20200820