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森本准教授がオックスフォード大学東洋学部で招待講演を行いました

 西アジア部門の森本准教授が2013年11月8日にオックスフォード大学東洋学部で招待講演を行いました。
 "Impostors unmasked: What the Bayan al-ad`iya' can tell us about sayyid genealogy and identity"と題されたこの講演は、森本准教授が最近イランで刊行したムハンマド一族の系譜に関わる小さなアラビア語テクスト（14世紀末）を材料に、ムハンマド一族を専門とする系譜学の14世紀における様相（世紀初頭に本格化したモンゴルのイスラーム教改宗との関係を含む；イル・ハン国だけでなくキプチャク・ハン国も関係する）や、ムハンマド一族血統の「偽称」とされるものの含意、さらにこのアラビア語テクストを現在に伝える一写本の奇妙な特徴などを扱うものでした。
 森本准教授は、「専門性が著しく高い聴衆との質疑をどうにか生き延び、それを今後の糧にできるのが幸い」というコメントを寄せています。

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登録種別：研究活動記録
登録日時：Sun Nov 10 09:47:36 2013
登録者　：森本・藤岡
掲載期間：20131108 - 20140208
当日期間：20131108 - 20131108