松田教授が、4月25~28日に中国・上海の復旦大学日本研究センターで「安全保障をめぐる日中関係」と題した集中講義を行いました。この集中講義は、日本の国際交流基金の支援を得て行われたものです。
松田教授は、①「冷戦期の日中安全保障関係」、②「ポスト冷戦期の防衛交流の進展と限界」、③「相互不信と懸念の増大」、④「地域安全保障への関与と危機管理」の4回に分けて、日中国交正常化前後に双方によってなされた妥協に端を発する多くの安全保障問題が、1990年代以降噴出していったダイナミズムについて、詳細な講義を行いました。
日本研究や国際関係論を学ぶ大学生・大学院生を中心に連日約40名の参加者があり、歴史認識問題のような難しい問題を含めて多くの質問が出され、活発な議論がなされました。
以下は関連のウェブサイトです。
http://www.jsc.fudan.edu.cn/view.php?id=1264
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