本学では、「タフな東大生」を作る一環として、グローバルリーダーシッププログラムや全学規模での交換留学を構築・促進させつつあります。国際性豊かな人材の育成は、本学のみならず、日本全体でもその必要性が叫ばれており、学生の国際性を育むサマープログラムの開発は喫緊の課題となっています。
今年度の国際本部管轄による独自のサマープログラムは4つありますが、そのうち本研究所の園田茂人教授が実施責任者となった、香港大学との合同サマープログラムが複数のメディアで取り上げられました。
7月28日付・日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO57833680Y3A720C1CR8000/
8月13日付・時事通信
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/news/detail.php?newsId=20130813171328
8月15日付・ヤフーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130815-00000000-minkei-cn
同プログラムは、今年香港大学との全学協定が締結されたことを受け、「文化とビジネス」を切り口にした、本学学生用にテーラーメイドされたプログラムです。香港大学の日本研究学系の中野嘉子准教授と共同でプログラムの作成にあたり、2013年8月2日から12日まで、本学学生20名(うち大学院生10名)が香港大学の7名と共同で授業を受け、見学を行い、フィールドワークを実施しました。
学生たちは、プログラム最終日に、日本食のローカル化や地域統括本部の役割など、みずからの研究成果を英語で報告しましたが、フロアからは「よく短い期間で、しかも英語で、これだけのプレゼンテーションができるようになった」と驚嘆の声が上がりましたが、これも、本プログラムが充実していたことの証左といえます。
なお、園田教授は、8月21日から30日まで、今度は台湾の国立台湾大学との合同サマープログラムに12名の学生を引率することになっています。
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最終日の報告会の様子