2019年7月23日に北京大学の邱水平党書記御一行が東洋文化研究所を訪問されました。
訪問の直前には、本年度より始まった北京大学と東京大学のジョイントプログラムである東アジア藝文書院(EAA)の立ち上げを祝う式典に出席され、五神真東京大学総長とともに、人文学を中心とした今後の両大学の緊密な協力についてスピーチをなさっていました。
東洋文化研究所では、桝屋友子所長と歓談された後、平勢隆郎教授と大木康教授から東洋文化研究所所蔵の貴重書や古写真の説明を受けられ、関連する質問をいくつもなさるほど興味を持たれた様子でした。そして、あらためて人文学を中心とした両大学の協力について述べられ、東洋文化研究所の果たす役割の大きさを強調していただきました。
なお東洋文化研究所からは東アジア藝文書院副院長である中島隆博教授、EAA委員でもいらっしゃる小寺敦教授、また総合文化研究科からは副研究科長でもあり東アジア藝文書院副院長でもある石井剛教授に御列席いただきました。
短い滞在時間ではありましたが、顔の見える国際的な学術交流として、重要な御訪問であったかと思います。