2008年に本学と国立台湾大学とで全学交換協定が結ばれていましたが、その後、全学的な交流プログラムの拡大には至っていませんでした。また、今年5月に国際本部に立ち上がった「グローバルキャンパス構想推進室」(室長は本研究所の羽田教授)の活動の一環として、サマープログラムの開発が求められていることもあって、本研究所の園田教授が、国立台湾大学社会科学院と共同でサマープログラムを実施するパイロット事業(プレ・サマープログラム)を、今年の8月10日から17日にかけて実施しました。
同事業では、本学の大学院生を中心に5つの調査プロジェクトを立ち上げ、これに全学レベルで参加する学生を募集する形で実施されました。合計13名の学生は、11日に国立台湾大学の教員からレクチャーを受けるとともに、台湾での調査計画についてプレゼンテーションを行い、教員からコメントを受けました。そして、台湾大学の学生の支援を受けながらフィールドワークを行い、5日に及ぶ研究の結果を16日の午後に報告しました。
今後、同事業の成果についてはグローバルキャンパス構想推進室で検討され、サマープログラムの本格的な実施のために資することとなっています。
(画像はホスト役をしてくださった柯志哲主任(8月11日))
レクチャーをする曾嬿芬教授(8月11日) | 成果報告会のポスター(8月16日) |
調査結果を報告する学生たち(8月16日) | 報告会後のレセプションの様子(8月16日) |