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【ご案内】(10/7)第2回定例研究会「五代・北宋絵画の透視遠近法―伝統中国絵画の規範」

日時:平成22年10月7日(木)14時~

場所:東京大学東洋文化研究所大会議室

テーマ:「五代・北宋絵画の透視遠近法―伝統中国絵画の規範」

発表者:小川 裕充(東洋文化研究所教授)

司会者:菅 豊(東洋文化研究所教授)

コメンテータ:板倉 聖哲 (東洋文化研究所准教授)

要旨:
 中国絵画では、「散点透視」という用語が行われており、
1点透視図法のような、単一の視点が存在せず、
複数の視点が散在するという主張が定説となっている。
 本発表では、この定説が誤りであり、
個々の素材を側面視する副次的な視点が存在する一方、
1点透視図法のような、単一の視点は存在しないものの、
個々の作品全体を透視する基本的な視点1点が存在し、
その点を含む地平線ないし水平線が設定できることを論証する。


登録種別:研究会関連
登録日時:Mon Sep 27 15:59:11 2010
登録者 :研究支援担当
掲載期間:20100927 - 20101007
当日期間:20101007 - 20101007