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東文研セミナー「テヘラン現代美術館初代キュレーターのデイビット・ギャロウェイ氏をお迎えして」

東文研セミナー

「テヘラン現代美術館初代キュレーターのデイビット・ギャロウェイ氏をお迎えして」

Iran, Art, and Society –In conversation with Dr. David Galloway (Former chief curator of the Tehran Museum of Contemporary Art)

【日時】11月5日(土曜)14:30~15:30
【場所】東京大学東洋文化研究所3階大会議室
【ゲスト】デイビット・ギャロウェイ氏(テヘラン現代美術館初代キュレーター)
【司会】寺田悠紀(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
【使用言語】英語

【開催趣旨】

テヘラン現代美術館設立時のキュレーターであるデイビット・ギャロウェイ氏をお迎えし、討論会を開催します。現在イランには、テヘランを中心として数々のギャラリー、美術館が存在しますが、1977年に設立されたテヘラン現代美術館は、1979年のイラン革命後もイラン人アーティストの作品とヨーロッパ、アメリカをはじめとする近・現代美術作品のコレクションを展示するイラン国内で最大規模の施設として親しまれています。政治状況の変化により、展示される作品は常に変化を遂げてきましたが、主要なコレクションの大部分は1977年までに集められました。今回は初代ディレクターであり建築家でもあるカムラン・ディバ氏と共にその収集と展示に関わったデイビット・ギャロウェイ氏の視点から、近・現代美術がイランにおいて受容され発展した過程の一部をうかがいます。
 
最初に、デイビット・ギャロウェイ氏にテヘラン現代美術館設立に至るまでの文化的背景、設立時における美術館の運営方針、地域コミュニティにおける近・現代美術の受容に関して簡単にご紹介いただきます。次に、インタビュー形式で当時のイラン人アーティストによる作品と世界のアーティストの作品が同空間に展示された意味とそのインパクトについて論議をした後、質疑応答を行います。文化交流、世界におけるアートシーンと関係のあるテーマであるため、イランの地域研究、美術史ご専門の方以外の方も是非ご参加いただき、意見交換をしたいと考えます。

【連絡先】羽田 正 電話:03-5841-5883、mail:haneda@ioc.u-tokyo.ac.jp


登録種別:研究会関連
登録日時:Mon Oct 31 17:16:05 2011
登録者 :研究支援担当
掲載期間:20111031 - 20111112
当日期間:20111105 - 20111105