News

平成18年度第1回定例研究会のご案内

「独島・竹島問題」の実像と虚像

日時 5月25日(木)午後2時〜4時
場所 東京大学赤門総合研究棟 地下1階 第2演習室

報告者 玄大松  (東洋学研究情報センター助教授)
司会者 菅 豊  (汎アジア部門助教授)
討論者 木宮正史 (総合文化研究科助教授)

要旨
 報告は、「独島・竹島問題」のレンズを通して戦後の日韓関係を考察し、従来の独島・竹島論のあり方に異議申し立てをする同時に、一人歩きする独島・竹島論の様々な「神話」を実証的に分析することを目的としている。
 報告では、まず、独島・竹島領有権問題の起源と変容を歴史的アプローチによって明らかにする。次いで、「独島・竹島問題」をめぐる「知」の創生と「言説」がどのような空間で行われ、それは日韓のジャーナリズムによって、社会にどのように伝えられるのかを、「独島・竹島論」研究の生産と新聞の内容分析によって明らかにする。そして、そのような言説が、韓国人の「独島認識」と「日本・日本人イメージ」の形成にどのように影響するのかを、韓国の中・高・大学生の意識調査の結果をもとに報告する。


平成18年5月8日
東京大学東洋文化研究所
研究企画委員会

登録種別:研究会関連
登録日時:Mon May 8 16:28:29 2006
登録者 :研究協力係
掲載期間:20060508 - 20060525
当日期間:20060525 - 20060525