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【開催延期】(3/26,27)東文研国際シンポジウム「多言語状況の中の東アジア近代国家―言語問題にどう対処したか」

過日ご案内しました下記東文研シンポジウムを、このたびの震災による様々な状
況を鑑み延期することとなりましたのでお知らせいたします。
なお、延期後の開催日時等は現在のところ未定となっております。
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東洋文化研究所班研究「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」で
は、科研費基盤B「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」、多言語社会研
究会、東京外国語大学「史資料ハブ地域文化研究拠点」と共同で下記の国際シン
ポジウムを開催する運びとなりましたので、御案内いたします。

タイトル:「多言語状況の中の東アジア近代国家―言語問題にどう対処したか」

日時:2011年3月26日(土)・27日(日)
場所:東京大学 東洋文化研究所 大会議室
使用言語:日本語、中国語(通訳有)

プログラム

2011年3月26日(土)
10:00-10:30 開催趣旨説明と報告者の紹介(原聖、女子美術大学)
10:30-11:30 渡辺美季(神奈川大学)「琉中関係のなかの中国語と日本語」
11:30-12:00 コメント、パトリック・ハインリッヒ(独協大学)と質疑応答
12:00-13:30 昼食
13:30-14:30 陳培豊(台湾中央研究院)「「歌を聴いて字を識る」台湾話文運
動――日本統治下の漢文をめぐる台湾人自助再生の道」
14:30-15:00 コメント、岩月純一(東京大学)と質疑応答
15:00-15:30 休憩
15:30-16:30 清水康行(日本女子大)「幕末外交文書に見る近代「日本語」へ
の覚醒」
16:30-17:30 コメント、徐大明Xu Daming(南京大学)、通訳、謝佳玲(女子美
術大学)と質疑応答
18:00-20:00 懇親会

3月27日(日)
9:30-10:00 前日のまとめと報告者の紹介(名和克郎、東京大学)
10:00-11:30 于錦恩(Yu Jin'en)(南京信息工程大学)「清朝期の多言語状況
と国家」(通訳、包聯群、東京大学)
11:30-12:00 コメント、フフバートル(昭和女子大学)と質疑応答
12:00-13:30 昼食
13:30-14:00 包聯群(東京大学)「清朝末から民国初期にかけての言語政策、
その研究動向」
14:00-14:30 コメント、藤井久美子(宮崎大学)と質疑応答
14:30-15:30 三ツ井崇(東京大学)「「開化期」朝鮮における言語改革とその
背景」
15:30-16:00 コメント、李守(昭和女子大学)と質疑応答
16:00-16:30 休憩
16:30-18:00 総合討論(司会、原聖、女子美術大学、論点提起 藤井毅、東京
外国語大学)


付記:
本シンポジウムは、日中共同プロジェクト「東アジアの多言語状況と言語政策」
の第一回シンポジウムとして行われます。開催趣旨など詳細は以下のサイトをご
覧ください
http://tagengo-syakai.sakura.ne.jp/xoops/html/modules/news/article.php?storyid=169
なお、特に申し込みなどの手続きは必要ありません。ご自由にご参加ください。
お問い合わせは、上記サイト記載の問い合わせ先、或いは名和克郎 nawaアト
マークioc.u-tokyo.ac.jpまでお願い致します。

登録種別:研究会関連
登録日時:MonMar712:02:172011
登録者 :研究支援担当
掲載期間:20110316 - 20110430
当日期間:20110315 - 20110315