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後藤准教授が南京大学で集中講義

  後藤准教授が、2017年3月16、17日に中国の南京大学で「イスラームと家―性別空間分離の過去・現在・未来」と題した集中講義を行いました。本講義は、東京大学リベラルアーツ・プログラム(LAP)と南京大学外国語学院の主催による南京大学集中講義『家』の一部です。

  講義の中では、イスラームの基礎知識や、啓典クルアーンの中の性別空間分離にかかわる文言の検討、19世紀から現代までのエジプトでの性別空間分離の実態や変化の事例について解説されました。南京大学外国語学院の日本語学科院生による同時通訳が行われ、日本語学科の学生の他、全学から多くの学生が受講しました。

  中国の自宅の間取りとエジプトの家の間取りを比較したり、エジプトの家の中や周囲の様子を映像で見たりする中で、学生たちのあいだには、中東・イスラーム地域への関心と理解が広がりました。講義の後も、多くの学生が質問や感想を述べに集まりました。

  以下は関連のウェブサイトです。
http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/nanjing_lectures/home/170316/




登録種別:研究活動記録
登録日時:Mon Mar 27 11:00:57 2017
登録者 :後藤・藤岡
掲載期間:20170317 - 20170617
当日期間:20170316 - 20170317