5月12日夕刻に、京都大学大学院文学研究科附属ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)において、同研究センター、The Association for the Study of Persianate Societies Japan Office (Gilas Seminars)との共催で、シカゴ大学のジョン・ウッズ教授の講演会を行った。
ウッズ教授は、ティムール朝支配層、特に王家の家門についての研究を系譜史料に依拠しながらまとめつつあるところであり、本講演は、その研究計画の一部を披露するものであった。ティムール朝王家で実践されていた子の養育や婚姻に関するいくつもの興味深い慣習がデータとともに呈示された。
参加者はおよそ25名。なお、ウッズ教授の来日は日本学術振興会外国人招へい研究者事業(短期 S17002)の支援によるものであった。記して深謝する。
(文責:森本一夫)
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担当:森本