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東文研セミナー・第1回東文研ライブラリー・トーク「地味だけどマニア垂涎:ダイバー・コレクシ ョンI-127『アリーの子孫のうちで後裔を遺した者の書』をめぐって」が開催されました

報告


2026年5月12日に、東文研セミナー 第1回東文研ライブラリー・トーク「地味だけどマニア垂涎:ダイバー・コレクションI-127『アリーの子孫のうちで後裔を遺した者の書』をめぐって」が、東洋文化研究所入口ロビーおよびZoomにて開催された。当日は、オンライン参加33名、対面参加12名の計45名が参加した。
本トークは、東洋文化研究所図書室/アジア研究図書館東洋文化研究所分館が新たに立ち上げた企画「東文研ライブラリー・トーク」の第1回として実施された。東文研図書室所蔵資料の魅力と、それをめぐる研究の面白さを広く伝えることを目的とするものである。
話者の森本一夫氏は、東文研図書室が所蔵するダイバー・コレクションI-127『アリーの子孫のうちで後裔を遺した者の書』を取り上げ、その資料的価値について報告した。同手稿本は、わずか16葉から成るアラビア語手稿本であるが、預言者ムハンマドの一族の系譜を扱う12世紀書写の貴重な資料であり、国際的にも関心を集めてきたものである。森本氏は、この手稿本の内容、成立背景、研究上の意義を紹介するとともに、貴重資料を所蔵する機関として、東文研がどのように資料の保存・公開・活用の責任を果たしていくべきかについても論じた。
報告後には、手稿本の来歴、系譜資料としての特徴、デジタル公開の意義、貴重資料の保存と研究利用のあり方などについて質問が寄せられ、活発な議論が行われた。本トークは、東文研図書室所蔵資料の学術的価値を改めて確認するとともに、図書館資料を起点とした研究交流の可能性を示す機会となった。

 

当日の様子

 

開催情報

日時:5月12日12時05分~12時55分

場所:東洋文化研究所入口ロビーおよびZOOM

題目:「地味だけどマニア垂涎:ダイバー・コレクションI-127『アリーの子孫のうちで後裔を遺した者の書』をめぐって」

話者:森本一夫(東京大学東洋文化研究所西アジア研究部門)

主催:東京大学東洋文化研究所図書委員会



登録種別:研究活動記録
登録日時:Mon Jun 1 12:21:13 2026
登録者 :森本・孟・神林
掲載期間:20260602 - 20260901
当日期間:20260512 - 20260512