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国際交流基金の「次世代日本研究者協働研究ワークショップ」参加者一行が、本研究所を訪問しました

  国際交流基金が組織した「次世代日本研究者協働研究ワークショップ」に参加した12名の若手研究者が、2019年2月15日に本研究所を訪問し、国際総合日本学の関係者と意見交換をしました。

  上記ワークショップは、国際交流基金が従来支援してきた、アジア地域における日本研究拠点と協力し、ソウル大学や北京日本学研究センター、フィリピン大学、インドネシア大学など15の研究機関から推薦された合計23名の修士・博士課程の学生を対象に組織されたものです。日本研究を志す若手研究者間のネットワーキングを進めるとともに、個々の参加者の一層の研究の深化と視野の拡大を目的に、今回初めてワークショップがデザインされ、本研究所の園田茂人教授が、そのアドバイザー役を果たしました。

  そのプログラムの一環として、12名のプログラム参加者が本研究所を訪問しましたのですが(残りの11名は早稲田大学の国際日本学プログラムを訪問)、会合では、最初に、国際総合日本学(GJS)の研究部門を担ってきた園田教授と鍾以江准教授からGJSのミッションや具体的な活動が説明され、次に本研究所が情報学環と共同運営しているITASIAプログラムで学ぶ3名の修士・博士課程学生が進めている日本を対象にした研究の事例が紹介されました。その後、それぞれが研究を進める上での苦労や目的、日本研究をめぐる状況について、意見の交換が活発に行われました。

  国際交流基金のスタッフや、本研究所で在外研究中の中野嘉子・香港大学准教授も会合に参加し、意見交換に加わりましたが、今後、こうした交流事業を通じて、国際総合日本学がいっそう発展していくことが期待されます。



自らの研究事例を報告するITASIAプログラムの学生たち

報告を聴く「次世代日本研究者協働研究ワークショップ」の参加者たち

担当:園田



登録種別:研究活動記録
登録日時:Mon Feb 18 10:56:29 2019
登録者 :園田・藤岡
掲載期間:20190215 - 20190515
当日期間:20190215 - 20190215