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東文研シンポジウム(戦国秦漢出土文字資料と地域性—漢字文化圏の時空と構造—)のご案内(9月19日)

1.題目:戦国秦漢出土文字資料と地域性—漢字文化圏の時空と構造—
2.日時:2009年9月19日(土)10:30〜17:45
3.場所:日本女子大学新泉山館2階会議室
4.プログラム
開会式    10:30〜10:45
 主催校挨拶:西山力也(日本女子大学文学部長)
 主催者挨拶:谷中信一(日本女子大学文学部)
第1報告   10:45〜11:35
 発表者:季旭昇(玄奘大学中国語文学系)
 テーマ:説●(石+りっとう)
 コメンテーター:横田恭三(跡見学園女子大学文学部)
第2報告   11:35〜12:25
 発表者:大西克也(東京大学人文社会系研究科)
 テーマ:秦漢楚地隷書及関於「史書」的考察
 コメンテーター:許学仁(国立東華大学中国語文学系)
昼食・休憩  12:25〜13:30
第3報告   13:30〜14:20
 発表者:林清源(国立中興大学中国文学系)
 テーマ:上博七『武王踐●(こざとへん+乍)』「幾」「●(微−ぎょうにんべん)」二字考辨
 コメンテーター:小寺敦(東京大学東洋文化研究所)
第4報告   14:20〜15:10
 発表者:沈宝春(国立成功大学中国文学系)
 テーマ:由上博七〈呉命〉論戦国楚系文字的下位子系統問題
 コメンテーター:福田哲之(島根大学教育学部)
休憩     15:10〜15:40
第5報告   15:40〜16:30
 発表者:西山尚志(山東大学文史哲研究院)
 テーマ:《子思子》与《礼記》四篇的関係—以楚簡本《緇衣》為出発点—
 コメンテーター:袁国華(中央研究院歴史語言研究所)
総合討論   16:30〜17:30
閉会挨拶   17:30〜17:35

司会
 池澤優(開会式及び午前)
 名和敏光(午後及び閉会式)

懇親会    18:00〜20:00

5.使用言語:日本語・中国語(討論の際日本語で発言される場合は通訳をいたします)
6.趣旨:
 ①古代東アジア世界の諸相、換言すれば、いわゆる漢字文化圏における地域性の実態を、新出土資料を通して、主として思想・言語・文字・宗教・制度の側面から具体的かつ詳細に明らかにする。
 ②わが国を含む東アジア世界が、中国を中心にして経験してきた文化や思想・宗教・言語・文字・制度を”世界化”し、”普遍化”していく過程で現れた様々な現象を検証するとともに、その意義を究明する。
 ③グローバル化が進行する現代世界の中で、東アジアが果たしうる役割を確定する。
 ④ひいては地球全体が進むべき未来を見通す指針を獲得する。
 特に本シンポジウムにおいては、東アジア社会の知識・情報の記録と伝達を専ら担ってきた漢字というツールをめぐる具体相を明らかにすることに重点を置きたいと考え、日本・台湾・中国大陸の研究者により①〜④に関わる議論を深化させていく。
7.主催:日本女子大学文学部・平成21年度科研費基盤研究(B)「中国出土資料と漢字文化研究会」研究会
8.後援:中国出土資料学会
  協賛:東京大学東洋文化研究所研究班「中国古代文献の成立に関する多角的研究」
9.連絡・問い合わせ:
日本女子大学文学部谷中研究室
 yanaka×fc.jwu.ac.jp
東洋文化研究所小寺研究室
 kotera×ioc.u-tokyo.ac.jp
(迷惑メール対策のため、@を×に置き換えてあります)

登録種別:研究会関連
登録日時:Mon Aug 3 15:50:03 2009
登録者 :研究支援担当
掲載期間:20090803 - 20090919
当日期間:20090919 - 20090919