日時: 2026年10月15日(木)14時〜16時(日本時間)
会場:東京大学東洋文化研究所大会議室(3F)、対面のみ
発表者:孟 碩洋(東京大学東洋文化研究所・助教)
題目:博士人材の国際流動とキャリア形成――日本で博士号を取得した留学生のその後
司会: 園田 茂人(東京大学東洋文化研究所・特任教授)
使用言語:日本語
申込方法:登録フォーム(https://forms.gle/D85YDQXuVSgZSWza6)より、10月14日正午までにお申し込みください。
要旨:日本で博士号を取得した留学生は、その後どこで、どのような仕事に就き、キャリアを築いていくのか。また、日本で得た学位や研究経験は、異なる社会・文化的環境のもとで、どのような価値を持つのか。本報告では、日本を留学先として選んだ理由や日本での経験に関するこれまでの研究成果にも触れつつ、学位取得後の進路を中心に、国境を越える人材移動とキャリア形成の関係を検討する。
博士人材の獲得をめぐる世界的な競争を背景に、留学生の受入れは日本の高等教育の国際化や研究基盤を支える重要な課題となっている。一方、博士号取得後の多様な進路については、十分に把握されていない。本報告は、中国出身者や学術分野でのキャリアを中心とする分析の枠組みを広げ、多様な出身国・地域の博士号取得者と、企業等を含む学術分野以外の進路を対象とする。独自のデータセットの構築を通じて、日本での就業、出身国への帰国、第三国への移動といった経路を視野に入れ、日本の博士教育がその後のキャリアに持つ意味と、各地の労働市場で直面する機会や障壁を検討する。
以上を通じて、博士号取得者自身の経験と進路選択から、日本への留学とその後のキャリア形成のつながりを捉え、日本の博士教育の国際的な意義を考察する。
お問い合わせ:inquiry_20261015[at]ioc.u-tokyo.ac.jp