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第37回東文研・ASNET共催セミナー「自己承認と宗教をめぐる試論――「イスラーム電話」の電話相談を事例として」が開催されました

下記の要領で第37回セミナーを開催いたしました。

日時:2011年10月6日(木)17:00-18:00
会場:東京大学東洋文化研究所1階 ロビーhttp://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
テーマ:「自己承認と宗教をめぐる試論――「イスラーム電話」の電話相談を事例として」
報告者:嶺崎寛子(日本学術振興会特別研究員PD)

報告要旨
人はいつ、どんなときに、助言を求めて人に相談しようと思うのか。そこにはどんな文化差がある/ないのか。エジプトの宗教相談を事例に、回答を求める人々の動機について、「自己承認」という概念を手掛かりに、社会的、文化的な側面を中心に考える。
資料として、発表者が「イスラーム電話」(カイロにある、電話でファトワー《質問に答えてウラマーが出す法的見解》を出すサービスをエジプトで最初に始めたNPO組織)における2006年~08年に行った調査で収集した、1319本の電話相談を用いる。


登録種別:研究活動記録
登録日時:FriOct717:17:212011
登録者 :安田・藤岡
掲載期間:20111006 - 20120106
当日期間:20110607 - 20111006